JOURNAL

April 02, 2021

マスク生活によるマスク荒れやマスクネ|原因と今すぐできる対策を紹介

新型コロナウイルスの影響により、マスク着用が必須となりました。そんななか、マスクによるニキビ「マスクネ」ができたり、炎症や肌の乾燥などの肌荒れに悩まされる人も増えています。今回はマスクネやマスク荒れの原因、今すぐに始められる対策などを解説していきます。

マスク荒れ、ニキビ(マスクネ)に悩む人が増えている

マスク肌荒れ

マスクの着用は感染拡大予防の上では重要ですが、一方で弊害もあります。
弊害のひとつが、長時間のマスク着用による炎症やかぶれ、ニキビなどの肌トラブルです。

マスクによるニキビは「マスクネ(アクネ+マスク)」と呼ばれ、通常のニキビとは原因も対処法も少し異なります。

昨今このマスクネやマスク荒れに悩まされる人が男女問わず増えているのです。
Yahoo!の調査によると、「マスク 肌荒れ」の検索数はコロナ禍で約20倍上昇しています。

検索第二ワードの上位には「対策」や「薬」、「ワセリン」などのワードが見られ、多くの人が肌荒れの悩みを抱えていることが伺えます。


出典:Withコロナ時代の美容トピックス -マスク編|DATA SOLUTION

マスクによる肌荒れ、ニキビ(マスクネ)の原因

マスク 肌荒れ

マスクネやマスク荒れは痛みや膿、かゆみを伴うことも多く、なおかつ治りにくい、なんとも厄介な肌トラブルです。ではこうした肌トラブルがおきる原因はなんなのでしょうか。

1. 摩擦

まず、マスクの摩擦による刺激です。
マスク繊維と肌がこすれることによって肌のバリア機能が低下し、肌トラブルが起きやすくなります。

特にマスクが頻繁に触れるほおや小鼻、あご、こめかみはマスク荒れしやすい傾向にあります。

2. 蒸れ

次に蒸れによる雑菌の繫殖です。

ただでさえ呼気が充満するマスクの中は、温度・湿度が高く、雑菌にとって居心地の良い場所です。

マスクをしたまま咳やくしゃみ、会話をすると唾液が飛び、雑菌が繁殖し、ニキビや肌荒れといった肌トラブルにつながります。

3. 乾燥

そして乾燥です。2の蒸れもあり、うるおいが保たれていると思いがちですが、実は違います。

マスク着用中も保湿されない

マスク着用による肌への影響について、日本メナード化粧品株式会社がおこなった検証があります。


出典:​新しい生活様式では、肌へのうるおい補給が重要! ~最近の肌状態に関するアンケート調査から見えてきた肌荒れリスク~|PR TIMES

検証では女性12人を対象にマスクを長時間(5~6時間)着用した場合の肌変化を調査。マスクの端が接触する頬上部とマスクで覆われる頬下部において、赤み指標の「ヘモグロビン平均レベル」とうるおい指標の「角質水分量」を測定しました。

すると5~6時間、頬下部では有意差は見られず、頬上部ではうるおいが低下し、赤みが増していたのです。


出典:​新しい生活様式では、肌へのうるおい補給が重要! ~最近の肌状態に関するアンケート調査から見えてきた肌荒れリスク~|PR TIMES

この結果から、マスクをしていても肌は保湿されず、逆にマスクが接触する部位では乾燥しやすく、炎症による赤みが生じやすいことが分かります。

マスクを外すと水分が蒸発する

更に、マスクを外すと肌表面の水分が急激に蒸発し、乾燥します。
ちょうどお風呂上りに肌の水分が一気に蒸発し、乾燥するのと同じです。

乾燥が進むとごわつきや炎症などの症状が生じやすくなります。

マスクネやマスク荒れを予防改善したい!今日から始められる対策4つのポイントを紹介

長時間のマスク着用を余儀なくされる生活は、まだまだ続きそうです。新しい生活様式のなか、マスク荒れやマスクネにはどう対策すればいいのでしょうか。肌荒れしないマスクの選び方もあわせて、見ていきましょう。
ポイントは次の4点です。

  1. 1. マスクによる摩擦や蒸れの対策
  2. 2. 丁寧なスキンケア
  3. 3. 紫外線対策
  4. 4. 水分補給

1. マスクによる摩擦や蒸れの対策

マスクの摩擦を最小値に抑える

真っ先にとりかかりたいのが、マスクによる摩擦を減らすことです。

たとえばマスクをつける前に耳の後ろや顎、小鼻などにワセリンやオロナインといった保護クリームを塗るとよいでしょう。

摩擦が小さくなり、肌への負担も抑えることができます。

あわせて、マスクの内側にガーゼやコットンを挟むのもおススメ。クッションの役割を果たし、摩擦を軽減してくれます。

マスク内の衛生に気を配る

汗をかくと蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。濡らしたハンカチなどこまめに汗を拭き取りマスク内をできるだけ清潔に保つようにしましょう。

ただしあぶらとり紙などで頻繁に皮脂をとるのはNG。
必要な油分まで奪ってしまうと、皮膚のなかにある皮脂腺が皮脂を過剰に分泌します。

過剰な皮脂は毛穴詰まりを引き起こし、マスクネやマスク荒れの原因になることがあります。

マスクは蒸れにくく、肌への刺激が少ないものを選ぶ

マスク選びも意識すべきは「肌への摩擦」「通気性」です。

形状は摩擦刺激をできるだけ小さくするために、直接肌にあたらない立体構造のものがおススメです。
ワイヤーで口元に空間を作れるものなら立体マスクでなくても問題ありません。

ピッタリしたマスクはウィルス予防の点からすればよいですが、いかんせん蒸れやすいです。患部を押し付けない程度にフィットした形状のものを選んでください。

素材は、通気性に優れたものをチョイスしましょう。
通気性が高い素材には、たとえばメッシュ生地や不織布があります。

ただ、使い捨ての不織布マスクは使用すると肌との摩擦で繊維が毛羽立ってきます。毛羽立ちが肌への刺激となりますから、毎日交換が必要です。

その他、速乾加工が施されたドライマスクも蒸れを素早く逃がすことができます。ナイロンやポリエステル、レーヨンなどの合成繊維は、蒸れやすいので避けるのが無難です。

2. 丁寧なスキンケア

NALC 乳液

「マスクで隠れるから」とスキンケアをおろそかにすると、肌のバリア機能が低下します。
マスク荒れやマスクネの予防改善には、日々の丁寧なスキンケアが欠かせません。

スキンケアの基本は洗顔と保湿です。

まずはキチンと洗顔し肌を清浄に保つことが大切

洗顔で意識するのは「泡」「洗いすぎないこと」。
最初にしっかりと泡立てて、油分の多いTゾーンから泡をのせていき、やさしく包み込むように洗います。

泡立てるのが難しい、面倒くさい場合にはポンプ式の泡で出てくる洗顔料や泡立てネットを活用するのもおススメです。

このとき、ゴシゴシ洗いすぎると乾燥を招くので注意しましょう。乾燥した肌は外部からの刺激を受けやすく、肌荒れやニキビにつながります。

洗顔後はしっかり保湿

洗顔後は保湿アイテムで肌にうるおいを与えてあげましょう。

「蒸れが原因の肌トラブルに保湿ケアは良くないのでは?」と思われるかもしれません。
しかし乾燥は皮脂を過剰に分泌させ、炎症の悪化につながります。

化粧水だけでなく乳液や保湿クリームを併用し、しっかり保湿することが重要です。

またミストタイプの化粧水を持ち歩くようにすると効果的に乾燥対策ができます。

スキンケアアイテムの選び方

マスクの刺激によってバリア機能が低下した肌は「マスク性敏感肌」と呼ばれ、いつも以上に過敏になっています。ですから、スキンケアアイテムも慎重に選びたいところ。

以下にアイテム選びのポイントを紹介します。

1. 刺激成分が入っていないこと

まずチェックすべきは、肌に負担になる成分が入っていないことです。

  • アルコール
  • 着色料
  • 防腐剤

などの成分は肌への刺激となることがあります。

2. 保湿力が高いこと

乾燥を防ぐために、保湿力も重要です。

  • セラミド
  • グリセリン
  • ヒアルロン酸

など、保湿力が高い成分が配合されているものを選ぶとよいでしょう。

3. 抗炎症成分が配合されていること

マスクネやマスク荒れの予防改善には、炎症を鎮める成分が効果的です。

  • トラネキサム酸
  • グリチルリチン酸ジカリウム
  • サリチル酸

など抗炎症成分が含まれるものを優先的に選ぶようにしてください。

4. 医薬部外品であること

そして肝心なのが医薬部外品であることです。

厚生労働省に認められた有効成分が一定以上の濃度で配合されている医薬部外品は、一般化粧品よりも効果が期待できます。

「医薬部外品」、「薬用化粧品」と記載があるアイテムを選びましょう。

たとえば弊社の医薬部外品「NALC ナルク 薬用ヘパリンミルクローション」は高い親水性と保水性が特徴の「ヘパリン類似物質」を成分に含んでおり、保湿、血行促進、抗炎症の3つの作用が期待できます。
またアルコール分、着色料、香料、鉱物油の4つの無添加にグリチルリチン酸ジカリウム配合と、マスクネやマスク荒れの対策に適しています。

3. 紫外線対策

NALC 日焼け止め

日光も刺激となりますから、紫外線対策も欠かせません。

マスクは紫外線を通す

実はマスクは紫外線を通します。

マスク 紫外線
出典:紫外線はマスクを透過する?今だから知りたいマスク焼け対策と美肌のポイント|資生堂

資生堂の不織布マスクを用いた実験では、約14~20%の紫外線を透過する結果がでています。つまり不織布マスクの紫外線カット率は約80%~86%です。

数値だけを見ると、紫外線対策は不要なようにも思えます。

しかしSPF50・PA++++のUVケアを正しくおこなった場合は、紫外線の透過率は2%以下に抑えられるといわれています。紫外線対策をしていない場合と比較して、その差は実に7倍以上。

短時間ならまだしも、長い時間浴び続けた場合ダメージに大きな違いがでてくるのは簡単に想像がつきます。

特にこれからの季節、日ごとに紫外線が強くなっていきます。日焼け止めを塗り、しっかり紫外線対策をすることが肝心です。

たとえば弊社の「NALC ナルク パーフェクト ウォータープルーフ 日焼け止め ジェル SPF50+ PA++++」は界面活性剤を使わない新しい乳化技術「三相乳化法」を用いています。

グリチルリチン酸ジカリウム配合でアクネ菌ケアができる他、石鹸で簡単に落とせるのでクレンジングも必要ありません。肌への負担を押さえながら紫外線対策ができます。

4. 水分補給

水分補給

意外に思われるかもしれませんが、水分補給も大切です。

水分不足は肌の乾燥や新陳代謝の低下を招く

人間の身体の約6割は水分といわれています。
水分は酸素や栄養素を運んだり、ターンオーバーを促して老廃物を排泄する役割を担っています。

しかし生活を営むなかで汗や排泄などで水は絶えず失われています。

水分が不足すると肌内部の水分量も低下し、乾燥を招き、肌のバリア機能が低下します。
新陳代謝も低下し老廃物の排出が滞り、肌トラブルにつながります。

理想の水分摂取量は一日1.2ℓ

本来、一日に必要な水分量は約2.5ℓです。体内で約0.3ℓが作られ、食事から約1ℓ摂取されますから、残り約1.2ℓを食事以外から摂取することが必要になります。

常温を少量ずつこまめに飲む

とはいえ、一気に大量に飲むのはよくありません。一度に身体が吸収できる水分量には限られているからです。

いっぺんに多くの水を摂取したところで尿や汗で排出されますし、内臓へ負担もかかってしまいます。コップ1杯(100〜150ml)をこまめに飲むのがポイントです。

必ずしもミネラルウォーターである必要はありませんが、冷えた水は避けること。
冷たい水が身体に入ると血管収縮を引き起こし、内臓にも負担がかかります。

水道水でもよいので常温、もしくは白湯を飲むようにしましょう。

まとめ

マスクネやマスク荒れの予防改善には、内外からの保湿や摩擦・乾燥のケアが有効です。水分補給や紫外線対策なども大切になります。
なかでも優先したいのは、スキンケアです。全部はできないという方はスキンケアを丁寧におこないましょう。

ただどんな肌トラブルも一朝一夕には治りません。マスクネやマスク荒れには今回ご紹介した以外にもストレスや食生活など、いろいろな要因が関係しています。
マスクによって肌トラブルができてしまった人は、自分のスキンケア習慣を見直す好機ととらえ、継続的にケアしましょう!

【著者】

メンズ美容専門|薬機法ライターならLife-lighter

【参考】
「マスク荒れ」を立て直そう|マスク生活でメイクレスな肌、実は肌荒れの原因かも!?(フィガロジャポン) – Yahoo!ニュース

マスク生活の肌トラブル「マスクネ」とは?医師が勧めるニキビ・湿疹予防のスキンケアとマスク選び(FNNプライムオンライン) – Yahoo!ニュース

「健康のため水を飲もう」推進運動

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